手嶌葵の 2008 年のアルバム「The Rose 〜 I Love Cinemas 〜」から一曲目「The Rose」。1979 年の同名映画「ローズ」の主題歌です。作曲はアマンダ・マクブルーム。

手嶌葵の歌う The Rose は、セフィーロの CM に使われ、デビューのきっかけになったのだとか何とか。詳しい話は知りません。

裏話は置いて曲を聴きましょう。

ピアノが伴奏に入るだけのシンプルな構成。手嶌葵特有のハスキーでパワフルじゃないんだけど心がこもる歌唱を上手く引き出しています。曲も手嶌葵にマッチしてます。アップテンポにならず、終止おだやかな曲調。最初聴いた時は、盛り上がりに欠ける曲だと思いました。アルバム「The Rose 〜 I Love Cinemas 〜」には有名な曲が他にも入っているので、ついついそちらに耳が行きがちです。しかし、この「The Rose」は聴き返す度に引き込まれます。バラードの良さを体現している、とは言い過ぎでしょうか。う〜ん、本当に良い曲・良い歌唱です。