安宅の音楽日記

タグ:合唱

昨日に引き続き、クロード・ミシェル・シェーンベルク作曲のミュージカル「レ・ミゼラブル」を聴きます。CD はオリジナル・ブロードウェイ・キャスト盤 (1987 年)。曲はミュージカル最後の曲「フィナーレ」です。

死の床につくジャン・バルジャン。かけつけるコゼットとマリウス。バルジャンを迎えに来るファンティーヌとエポニーヌ。最後は「民衆の歌」が合唱されて終わる。感動的なラストです。

最後の「民衆の歌」は良い曲です。しかし、私がこのフィナーレでお勧めしたいのはその前。バルジャンをファンティーヌとエポニーヌが迎えに来るシーンの曲です。このメロディー、「オン・マイ・オウン」なのですね。素敵な曲だと言うことは昨日も書きましたが、ファンティーヌとエポニーヌの二重唱で歌われる天国的な美しさときたら、筆舌に尽くしがたいものがあります。ここに聴くファンティーヌは太く優しさにあふれるタイプ。一方、エポニーヌはやや線が細くニュアンスを出すタイプ。この二人が二重唱すると、エポニーヌが細かなニュアンスを出しつつ、ファンティーヌが包み込むようになるのです。最後、バルジャンも加わって三重唱になり、消える様に曲が終わります。たまりません。

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「Canto Gregoriano」というグレゴリオ聖歌を集めた 10 枚組ボックスがあります (1,656 円、お買い得!!)。このボックスの CD 7 から 4 曲目「怒りの日」を聴きます。

ベルリオーズの幻想交響曲やらリストの死の舞踏でモチーフとして使われているあの「グレゴリオ聖歌の怒りの日」です。演奏は Fulvo Rampi 指揮によるカントーリ・グレゴリアーニ。

メロディーは馴染み深い「怒りの日」です。グレゴリオ聖歌ですから、音楽的な起伏は小さいです。むしろ、こんなに落ちついてて良いの? と思ってしまいます。いやいや、所々、美しいと思うメロディーもあるではないですか。原曲が静かな曲だとは思いませんでした。

私は、ベルリオーズやリストの旋律が耳に残っていたもので、逆にこの静けさを怖いとすら思ってしまいました。友達に聴かせたら、全然怖くないとの応え。聞く人によって雰囲気が変わるというのも面白いですね。

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