安宅の音楽日記

タグ:ヴェルナー

おやぢの部屋2さんの記事「BACH/The Passions etc. : おやぢの部屋2」を読んでヴェルナー指揮による J. S. バッハのマタイ受難曲を聴いています。

気にもかけていなかった CD (失礼!) に興味を持たせてくれる。これぞ、音楽ブログの醍醐味ですね。さて、このヴェルナー指揮のマタイ受難曲のポイントを 3 つ挙げてみましょう。

  • ステレオ録音; 1958/1 録音のロ短調ミサはモノラルだったのに、1958/10 の当録音はステレオ
  • 録音技師はアンドレ・シャルラン; 録音技師としてはもはや伝説の域に達したシャルラン。彼がヴェルナーの録音をしたのは、唯一マタイのみ。
  • フルートをランパルとラリュー、コール・アングレ (アルト・オーボエ) をピエール・ピエルロとジャック・シャンボンが担うという超豪華配役!!

今も、ヴェルナー指揮のマタイを聴きながらこのエントリーを書いているのですが、音は柔らかく、大らかな演奏で、桃源境を見る思いです。私におやぢの部屋さんほどの文章力がないのが悲しいです。

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J. S. バッハのカンタータ BWV. 72 が好きです。特に 3 曲目のアリアが大好きです。実は曲名は覚えてません。いつも番号で呼んでいるもので... 今回、ブログを書くに当たって「すべてただ神の御心のままに」と知りました。う〜ん、昔も調べたことがあるはずなのですが忘れてしまったんですね。きっと、すぐに曲名は忘れて番号しか覚えてない状態に戻ると思います。

アリアについては、life@aka に書きましたので引用します。

三曲目が凄い。第二曲の静かなアリオーソから動のアリアへ! 曲の構成はアルト (ボーイ・ソプラノ!) とヴァイオリンが交互に歌い、クライマックスに二つの旋律が一緒に奏でられ二声の対位法になるというもの。ところが、このヴァイオリン部分。なんと 2 丁のヴァイオリンと通奏低音による 3 声のカノン (もしかしてフーガ?) になっているのです。つまりクライマックスは、アルトとヴァイオリンの二声の対位法に更に 3 声のカノンが含まれるという構成。もう、バッハの凄まじさに圧倒されるばかりです。

life@aka: なお & トラさん邸オーディオ・オフ会 (第 2 回) でかけた CD について より引用

今回聴くのはフリッツ・ヴェルナー指揮によるカンタータ集から。20 枚組ボックスで 6,000 円程。ちょっとお得なボックスです。

アリアのソロを歌うのはアルト歌手。ボーイ・ソプラノではありません。大人が歌うだけあって、とても安定しています。そしてメイン旋律をオルガンの通奏低音がしっかり支えるのが、この演奏の特徴です。音楽の初めから終わりまで、このオルガンが支配している感じで、曲の要になっています。曲全体の安定感は抜群です。

一方で、ソロと絡むヴァイオリン達の旋律がオルガンの陰に隠れてしまっています。聴きどころなだけに、ちょっと残念かな。

ソロとヴァイオリンと通奏低音。この三つのバランスが難しい曲だと、改めて思いました。

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