六枚目のメンデルスゾーンの「最初のワルプルギスの夜」のレビューです。これで、私の手持ちは最後のはず。私が所有しているのは「Mendelssohn Complete Masterpieces」という 30 枚組ボックスですが、Amazon では新品 36,855 円という高値。中古品で良ければ 6,444 円で買えます。一応、同じ録音が収録されているであろうメンデルスゾーンの交響曲+αなボックス 6 枚組も紹介しておきます。こちらなら、新品で 4,078 円、中古で 2,400 円です。

さてレビューに移りましょう。クラウス・ペーター・フロール指揮バンベルク交響楽団の演奏。

フロールという指揮者の名前は初めて聞きます。少し調べてみると、あのクルト・マズアの弟子で、師匠を越えるかもと期待されている指揮者だそうですね。

なるほど、フロールの指揮はマズアの指揮に似ています。細かく弦が表情を付けるところに特徴が出ているでしょうか。いや、名前を知らなかったので侮っていましたが、これはなかなかの演奏です。驚きました。表情が豊かですが、大げさにならない。管楽器に少し粗さがあるかもしれませんが、オケとソロと合唱のバランスと流れが自然です。これは好演です。秀演です。これほどの演奏が入手しずらいとは、とても残念です。

ドホナーニ新盤と並んで、ファースト・チョイスとして紹介したい演奏です。

今回、一連の聴き比べで聴き直して、フロールという指揮者の名前が私の頭に刻まれました。最後の最後に、良い収穫が待っていました。

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