クリスマスのクラシック曲を調べていたら、チャイコフスキーのくるみ割り人形が挙がっていました。調べてみると、「くるみ割り人形」は主人公がクリスマス・イブの夜に受け取ったプレゼントなのですね。音楽ばかりに注意が行って、ストーリーの方は気にもとめていませんでした。
CD はゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮ボルショイ劇場管弦楽団。1960 年の録音。
全編に渡って音楽が生き生きとしています。緊張感と躍動感が満載。細部に至るまで指揮者の意図が伝わっているのを感じます。音楽の作りは、奇を衒わない正攻法派。どちらと言えばスッキリした表現かもしれません。
プレヴィンはイメージが膨らむ演奏でしたが、ロジェストヴェンスキーは音楽に没入させるタイプの演奏をします。もっと知られても良い名演だと思うのですが...