タグ:シャルラン

ヴィヴァルディの四季を聴きます。ヴァイオリンはフランコ・グッリ、アルド・チェッカート指揮 Orchestre de chambre de l'Angelicum。録音技師はダニール・シャルラン。

きっかけは、録音技師ダニール・シャルラン。ヴェルナー指揮のマタイ受難曲の記事で参考にしたおやぢの部屋2さんの記事にコメントしたところ、シャルランのレーベルの CD ってあまり状態が良くない、っぽい返事があって、そうだよな〜と同感の思いを抱きました。で、最近聴いてなかったシャルラン録音による CD を取り出して聴いてみて、感想は変わりませんでした。

そして、今、記事を書きながらシャルラン録音の CD を聴いているんですが... ん? ちょっと音量大きめだと良くないかしらん。演奏が素晴らしい、とかそういうのではなくて、何か音楽が満開になった感じ。細部を細かく見ても美しくはないんですが、全体的な音楽が包んでくる感じ。他の名盤をさしおく程ではないのですが、過少評価していたと反省しながら、この記事を書いています。

この CD は状態が悪いのでしょうか? LP 時代はもっと音が良かったのでしょうか? 私は CD しか聴かないので分かりません。でも、もうちょっとマジメにシャルランの録音した CD を聴いてみようと思いました。

関連曲

このエントリーをはてなブックマークに追加

おやぢの部屋2さんの記事「BACH/The Passions etc. : おやぢの部屋2」を読んでヴェルナー指揮による J. S. バッハのマタイ受難曲を聴いています。

気にもかけていなかった CD (失礼!) に興味を持たせてくれる。これぞ、音楽ブログの醍醐味ですね。さて、このヴェルナー指揮のマタイ受難曲のポイントを 3 つ挙げてみましょう。

  • ステレオ録音; 1958/1 録音のロ短調ミサはモノラルだったのに、1958/10 の当録音はステレオ
  • 録音技師はアンドレ・シャルラン; 録音技師としてはもはや伝説の域に達したシャルラン。彼がヴェルナーの録音をしたのは、唯一マタイのみ。
  • フルートをランパルとラリュー、コール・アングレ (アルト・オーボエ) をピエール・ピエルロとジャック・シャンボンが担うという超豪華配役!!

今も、ヴェルナー指揮のマタイを聴きながらこのエントリーを書いているのですが、音は柔らかく、大らかな演奏で、桃源境を見る思いです。私におやぢの部屋さんほどの文章力がないのが悲しいです。

このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ