安宅の音楽日記

タグ:クリスマス

マライア・キャリー 2 枚目のクリスマス・アルバム「Merry Christmas II You」から 10 曲目「O Holy Night」を聴きます。

このアルバムが出た時、買いたい買いたいと思っていたのですがタイミングを逃して買いそびれていました。それが、この三連休。近所のブックオフが CD を 10% オフにするキャンペーンを実施していて、棚の中に「Merry Christmas II You」を見つけてしまったのでレジへ持って行ってしまいました。

まだ一回しか通して聴いていないのですが、特に耳に残ったのがこの「O Holy Night」です。他の曲がスタジオ録音なのに対して、この曲のみライブ録音。他の曲はちょっとポップにアレンジされ過ぎている様に感じたのですが (聴き込めば、好きになるかもしれません)、この「O Holy Night」はオーケストラと合唱とそしてマライア・キャリーの歌唱力が見事にマッチしていて、私にとってストライクでした。ニュアンスの出し方はスタジオ録音の方が良く出ているように思います。でも、周りとのバランスが良くないというか、マライア・キャリーにばかりスポット・ライトが当たっているように感じちゃったんですね。「O Holy Night」はそのバランスがとても良い感じになっていて、逆にマライアの歌に引き込まれました。

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クレンペラーの宗教音楽ボックス 8 枚組からヘンデルのオラトリオ「メサイア」を聴きます。こちらのボックスはバッハのミサ曲ロ短調とマタイ、ベートーヴェンのミサ・ソレムニスも収録されて 2,251 円。お買い得です。

メサイアのオーケストラはフィルハーモニア管弦楽団。ソプラノにエリザベート・シュヴァルツコップ、アルトにグレース・ホフマン、テノールにニコライ・ゲッダ、バスにジェローム・ハインズを迎えた豪華な布陣です。録音は 1964 年。

後期クレンペラーらしいゆっくりしたテンポ。おおらかで包まれるような演奏です。ヴァド盤などに見るキビキビとしたキレの良さを求める演奏ではないですね。「メサイア」をフル・オーケストラで鳴らして、恍惚に浸る。そういうタイプの演奏でしょう。時代考証の進んだ昨今では、こういう演奏をする指揮者は少なくなりました。

実はこの録音。友達が抜粋盤を LP で持っていて聴かせてもらったことがあります。その時、二人で (オールド・スタイルだけれども) 演奏の素晴らしさに感動して、全曲盤はないものかと話したものです。こうして、CD で全曲盤を手に入れることが出来て、あらためてクレンペラーの演奏に圧倒されています。

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マンフレディーニのクリスマス協奏曲を聴きます。今回の演奏は、カラヤン指揮ベルリン・フィルです。

カラヤンの 70 年代の録音を集めたボックスより 1 枚目。70 年代のカラヤンらしく、ともかくベルリン・フィルの演奏が美しい!! 古楽的なアクセント無しで、弦楽器の美しさ、これぞと言わんばかりの演奏です。こういう演奏するとマンフレディーニのクリスマス協奏曲は美しさを増します。

第二楽章は私の好きな楽章ですが、ただでさえゆっくりと演奏されるフル・オーケストラが更にゆったりとメロディーを奏でて美しい。こういうピッチの揃った「美しさ」は小編成でこそ達成できると思うのですが、そこは流石カラヤン指揮ベルリン・フィルということでしょうか。重量級ながら、すさまじいばかりに弦が揃っています。

カラヤン・クラスにオーケストラをコントロールする指揮者というと、トスカニーニやライナー、ムラヴィンスキーなどを思い浮かべますが、彼らはクリスマス・コンチェルトを残していないでしょうし、演奏したとしても、カラヤンの様な「美しさ」ではない気がします。また、ラトルを始めとした次世代の名指揮者は、マンフレディーニの時代性を考慮してフル・オーケストラで演奏することはないでしょう。そう考えてみると、フル・オーケストラで、ともかく美しく、ゆったとした演奏というのはカラヤン盤でしか聴けないのかもしれません。こうした奇跡のような一枚に出会えたことに感謝です。

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マンフレディーニのクリスマス協奏曲。イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏が気に入らなかったので、Geise 指揮 Cis Collegium Mozarteum Salzburg の演奏を聴きました。

メロディーが牧歌的です。聴いていて癒されます。Geise は特別上手い指揮者とも思いませんが、イル・ジャルディーノ・アルモニコの過激な演奏を聴いた後だと、丁寧な仕事ぶりに安心します。

イル・ジャルディーノ・アルモニコ盤では第一楽章がラルゴでしたが、Geise 盤ではパストラーレでした。第一楽章は、ラルゴよりパストラーレですね。曲がそんな感じです (楽譜を持っていないので、どちらが正しいのか知りませんが)。華やかさの第一楽章に続いて、第二楽章のゆったりとしたメロディー、第三楽章の躍動感。全体的に静かな感じですが、静かさが最も際立つ第二楽章が私の好みに合います。

マンフレディーニはイタリアの作曲家ということですが、古いイ・ムジチやドイツのミュンヒンガーらのアクセントの弱い演奏の方が向いていると思いました。Geise 盤はイル・ジャルディーノ・アルモニコ盤よりも過激ではないものの、チェンバロの音の入り方など、最近の「元気な古楽演奏」を感じさせるものがあります。

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マンフレディーニのクリスマス協奏曲は、コレッリのクリスマス協奏曲と並ぶほどに有名なんだとか。というわけで、イタリアの古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を集めたボックスから 3 枚目よりマンフレディーニのクリスマス協奏曲 (コンチェルト・グロッソ Op.3-12) を聴きます。

マンフレディーニのクリスマス協奏曲は三楽章制。第一楽章・ラルゴ、第二楽章・ラルゴ、第三楽章アレグロという構成で 7 分程の曲です。

全体的に美しい旋律がゆっくり奏でられる曲です。イル・ジャルディーノ・アルモニコは、かなりメリハリを付けた演奏をします。マンフレディーニの旋律をもう少し滑かに演奏できないものかな? と思ってしまいました。二枚目に聴く分には楽しい演奏かもしれませんが、初めてマンフレディーニのクリスマス協奏曲を聴くにはちょっと外したかな? 演奏は凡庸でも良いので、メロディーを歌わす演奏を聴きたいと思いました。

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