マンフレディーニのクリスマス協奏曲は、コレッリのクリスマス協奏曲と並ぶほどに有名なんだとか。というわけで、イタリアの古楽アンサンブル、イル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏を集めたボックスから 3 枚目よりマンフレディーニのクリスマス協奏曲 (コンチェルト・グロッソ Op.3-12) を聴きます。

マンフレディーニのクリスマス協奏曲は三楽章制。第一楽章・ラルゴ、第二楽章・ラルゴ、第三楽章アレグロという構成で 7 分程の曲です。

全体的に美しい旋律がゆっくり奏でられる曲です。イル・ジャルディーノ・アルモニコは、かなりメリハリを付けた演奏をします。マンフレディーニの旋律をもう少し滑かに演奏できないものかな? と思ってしまいました。二枚目に聴く分には楽しい演奏かもしれませんが、初めてマンフレディーニのクリスマス協奏曲を聴くにはちょっと外したかな? 演奏は凡庸でも良いので、メロディーを歌わす演奏を聴きたいと思いました。