安宅の音楽日記

カテゴリ: 洋楽

バート・バカラック。それはメロディー・メーカーの代名詞。心地良いメロディーを沢山作ってきた作曲家としてのイメージが残ります。「雨にぬれても」「プロミセス・プロミセス」「アルフィー」等々。

そんな彼が 28 年振り (?) に出したアルバムがこれ。「At This Time」。1 曲目の Please Explain からして、えっ? これがバカラックの音楽?! と疑ってしまいます。ドラムで始まり、フュージョン? 電子ピアノ? 歌うのはバカラック本人かしらん? 嗄れた声。「Please Explain (どうか説明して下さい)」と何度も訴えかけてきます。

往年のバカラック・ファンなら拒絶反応を起こすかもしれません。

しかし、アルバムを通して (そして昔のバカラックを頭から振り払って) 音楽を聴くと、ちょっと病み付きになります。若くて甘いバカラックはここにはいなくて、大人でビターで痺れるバカラックがここにいます。

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ジャクソン 5 の I Want You Back を初めて聴きました。この曲は、映画「This Is It」でマイケル・ジャクソン自身が歌うことで馴染みになっていました。同じ感覚で曲を聴き始めて驚きました。

オリジナルの I Want You Back は、This Is It で歌われていたものよりもテンポが遅いのですね。わずか 11 歳のマイケル・ジャクソンのリード・ボーカルと、50 歳のマイケル・ジャクソンでは、歳を取った方が遅くなるかと思っていました。若い方がもっとテンポが良いものかと。しかし、40 年の歳月は曲を洗練させ、歌手を成長させるのですね。This Is It 版の方が「音楽」が楽しいです。

自分用メモに... マイケル・ジャクソンはこの曲で全米シングル・チャート 1 位を獲得したグループの最年少ボーカリスト (1970 年、11 歳 5 か月) としてギネスに記録を残しています。

関連映画

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D. D. エメットの代表曲。作曲は 1860 年頃。ディキシーはアメリカ南部のこと。アメリカ南北戦争、いわゆる The Civil War で南軍の曲としてもてはやされたとか、ニューヨークでも口笛が聞こえたとか。ともかく当時の大ヒット曲です。歌詩は戦争の中でいくつもの替え歌が作られたらしいです。

この動画は The Second South Caroline String Band による 2010 年のライブ演奏。周りの人達が当時の衣装に身を包んで歌っています。いかにも楽しそうですね。オリジナルの歌詩に加えて、当時歌われた替え歌もいくつか歌われています。こういうのは CD にしても面白さ半減。まさに動画で音楽を楽しむ! ですね。

関連曲

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マライア・キャリー 2 枚目のクリスマス・アルバム「Merry Christmas II You」から 10 曲目「O Holy Night」を聴きます。

このアルバムが出た時、買いたい買いたいと思っていたのですがタイミングを逃して買いそびれていました。それが、この三連休。近所のブックオフが CD を 10% オフにするキャンペーンを実施していて、棚の中に「Merry Christmas II You」を見つけてしまったのでレジへ持って行ってしまいました。

まだ一回しか通して聴いていないのですが、特に耳に残ったのがこの「O Holy Night」です。他の曲がスタジオ録音なのに対して、この曲のみライブ録音。他の曲はちょっとポップにアレンジされ過ぎている様に感じたのですが (聴き込めば、好きになるかもしれません)、この「O Holy Night」はオーケストラと合唱とそしてマライア・キャリーの歌唱力が見事にマッチしていて、私にとってストライクでした。ニュアンスの出し方はスタジオ録音の方が良く出ているように思います。でも、周りとのバランスが良くないというか、マライア・キャリーにばかりスポット・ライトが当たっているように感じちゃったんですね。「O Holy Night」はそのバランスがとても良い感じになっていて、逆にマライアの歌に引き込まれました。

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ビング・クロスビーとアンドリュース・シスターズが共演したジングル・ベル、そのリハーサル・テイクを聴きます。

「ジングル・ベル」は CD 1 枚目の 5 曲目に、リハーサル・テイクは CD 2 枚目の 20 曲目に入っています。

彼らのジングル・ベルは、まずビング・クロスビーが一連を歌い、続いてアンドリュース・シスターズが一連を歌い、再びビング・クロスビーが歌った後、ビング・クロスビーとアンドリュース・シスターズが一緒に歌います。聴き所は二点。一点目は、普通くらいのテンポでお互いが歌い、一緒に歌う時にテンポを上げること。二点目はテンポを上げた所で「ジングル・ベル、ジングル・ベル、ジングッ オール・ザ・ウェイ」と曲を止める様に歌うところです。ビング・クロスビーとアンドリュース・シスターズという当時大人気だった男性ボーカルと女性グループのジングル・ベル、とても楽しいです。

さて、こちらのリハーサル・テイクですが、めずらしいビング・クロスビーの失敗を聴くことができます。ビング・クロスビーとアンドリュース・シスターズが一緒に歌い出してから。まず最初にアンドリュース・シスターズの誰かが歌詞を間違えたのか「ジ」を「グ」と聴こえる様に歌ってしまいます。小さな瑕ですが、歌っている彼らにはこのテイクが発売されないことが分かったのでしょう。小さな笑い声が起こります。そして油断したビング・クロスビー。「ジングッ」と止めなきゃいけないところで、一人だけ「ジング・オ」と先に進んでしまいます。ここからが聴きもの。このミスを隠すかのごとく、ビング・クロスビーは早回しのような歌い方に切り替えるんですね。こんな歌い方をするビング・クロスビーはとても貴重です。で... 内心焦ってる (?) ビング・クロスビー、二回目の「ジングッ」と止める所をすっかり忘れてそのまんま普通に歌っちゃうんです。これにはアンドリュース・シスターズも大爆笑。歌もここで止まります。

この CD にはちゃんとした正規版と、今回紹介したリハーサル版が入っているので、聴き比べてみるのも楽しいでしょう。

※ あれ? 廃盤?!

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