イル・ジャルディーノ・アルモニコのコンサート・マスターとして有名なエンリコ・オノフリのソロ・アルバム。冒頭を飾るのは、大バッハの名曲トッカータとフーガ ニ短調 BWV.565。そのヴァイオリン独奏編曲版。編曲者はオノフリ自身。自作自演ならぬ自編自演です。

最初の鋭く冷たいヴァイオリンの響きから鳥肌が立ちます。メイン・メロディーは崩すことなく、力強く弾かれます。フーガに入っては不思議なことに対位法のメロディーが聴こえてきます。見事な編曲と技術です。

この CD は、とあるお宅にオーディオ訪問した際に聴かせてもらいました。めくるめくファンタスティックな演奏に虜となり、私も買ってしまった次第です。ちょっと音量を大きめにして聴くと、楽しいですよ。