安宅の音楽日記

2014年01月

バート・バカラック。それはメロディー・メーカーの代名詞。心地良いメロディーを沢山作ってきた作曲家としてのイメージが残ります。「雨にぬれても」「プロミセス・プロミセス」「アルフィー」等々。

そんな彼が 28 年振り (?) に出したアルバムがこれ。「At This Time」。1 曲目の Please Explain からして、えっ? これがバカラックの音楽?! と疑ってしまいます。ドラムで始まり、フュージョン? 電子ピアノ? 歌うのはバカラック本人かしらん? 嗄れた声。「Please Explain (どうか説明して下さい)」と何度も訴えかけてきます。

往年のバカラック・ファンなら拒絶反応を起こすかもしれません。

しかし、アルバムを通して (そして昔のバカラックを頭から振り払って) 音楽を聴くと、ちょっと病み付きになります。若くて甘いバカラックはここにはいなくて、大人でビターで痺れるバカラックがここにいます。

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スティーブン・ソンドハイム作詞・作曲によるミュージカル「Into The Woods」のブロードウェイ・キャスト盤から一曲目、プロローグです。

「プロローグ」はその名の通り聴いている人間をミュージカルの世界に誘うような音楽です。時間にして 11 分 59 秒。語りと歌が交互に繰り返され、途中にアクセントのように「Into The Woods」と歌われるのが印象的です。曲の終わりに近付けば近付くほど、行進曲のように軽やかに変化してゆきます。最後は合唱で締めくくり... そしてミュージカルの幕が上がります。

ミュージカル「Into The Woods」の中でもお気に入りの曲です。

ジャクソン 5 の I Want You Back を初めて聴きました。この曲は、映画「This Is It」でマイケル・ジャクソン自身が歌うことで馴染みになっていました。同じ感覚で曲を聴き始めて驚きました。

オリジナルの I Want You Back は、This Is It で歌われていたものよりもテンポが遅いのですね。わずか 11 歳のマイケル・ジャクソンのリード・ボーカルと、50 歳のマイケル・ジャクソンでは、歳を取った方が遅くなるかと思っていました。若い方がもっとテンポが良いものかと。しかし、40 年の歳月は曲を洗練させ、歌手を成長させるのですね。This Is It 版の方が「音楽」が楽しいです。

自分用メモに... マイケル・ジャクソンはこの曲で全米シングル・チャート 1 位を獲得したグループの最年少ボーカリスト (1970 年、11 歳 5 か月) としてギネスに記録を残しています。

関連映画

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ヴィヴァルディの四季をファビオ・ビオンディ指揮エウローパ・ガランテ (1991 年録音) の演奏で聴きます。

ヴィヴァルディの四季。そのブームが巻き起こったのは 1960 年代でした。イ・ムジチ盤とカール・ミュンヒンガー盤の二つの LP で一気にブームになったと聞きます。そして、1990 年代、古楽器を使った刺激的な演奏で新しいブームが起こりました。90 年代の火付け役になったのはビオンディ盤とカルミニョーラ盤でした。今日は、そのビオンディ盤を取り上げます。

発売当時は、今までのオーソドックスな「四季」のイメージを一新したとしてもてはやされた盤ですが、あれから 20 年。彼らのスタイルを継ぐ後進らが増えたことで、目新しさは減りました。初めて聴いた時の衝撃も過去のものです。なつかしさを持って CD を聴いてみると、アクセントの付け方、ソロ・ヴァイオリンの妙技、オケとのバランス、盛り上げ方、どれを取っても音楽性が高く楽しめることが分かります。久しぶりに聴きましたが、やっぱり良いです。ビオンディ盤。

関連曲

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私が初めて X Ray Dog の Dethroned を知った動画です。エヴァンゲリオンのハリウッド実写化が一時期話題になったことがありました。その頃、作られた偽「予告編」です。当時、「ロード・オブ・ザ・リング」が人気を博していたため、New Line Cinema や Weta Digital Studio のロゴがまことしなやかに使われています。

大半は既存映画のシーンを繋げただけですが、一部ゲームの動画を使ったり、NERV のマークを床に入れたりして「エヴァ」らしさを出しています。映画好きの方なら、マトリックスを始めとする映画の元ネタが分かることでしょう。シンジ君役にイライジャ・ウッド、冬月先生にイアン・マッケランを配している当たり笑ってしまいます (アニメのキャラと役者が合い過ぎてて)。

そして何より選曲が良いですね。この貼り継ぎの映像に Dethroned を使うのですから! かっこ良さ満点です。

関連曲

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