「Canto Gregoriano」というグレゴリオ聖歌を集めた 10 枚組ボックスがあります (1,656 円、お買い得!!)。このボックスの CD 7 から 4 曲目「怒りの日」を聴きます。

ベルリオーズの幻想交響曲やらリストの死の舞踏でモチーフとして使われているあの「グレゴリオ聖歌の怒りの日」です。演奏は Fulvo Rampi 指揮によるカントーリ・グレゴリアーニ。

メロディーは馴染み深い「怒りの日」です。グレゴリオ聖歌ですから、音楽的な起伏は小さいです。むしろ、こんなに落ちついてて良いの? と思ってしまいます。いやいや、所々、美しいと思うメロディーもあるではないですか。原曲が静かな曲だとは思いませんでした。

私は、ベルリオーズやリストの旋律が耳に残っていたもので、逆にこの静けさを怖いとすら思ってしまいました。友達に聴かせたら、全然怖くないとの応え。聞く人によって雰囲気が変わるというのも面白いですね。

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